恐怖の仕掛け人五味弘文がプロデュースするお化け屋敷が今年は横川に登場
横川お化け屋敷「赫い糸の家」
テレビ新広島、広島エフエム放送、横川商店街連合会では、横川駅周辺エリアの活性化を目的に、今夏で4回目となるお化け屋敷プロデューサー五味弘文氏による「お化け屋敷」を平成26年7月26日(土)~9月7日(日)に横川商店街「星のみち」で開催します。
ストーリー
横川の商店街の「絲よし」という糸店に糸織(しおり)という美しい娘がいました。
糸織には、綾夫という医師の恋人がいました。
糸織は、綾夫のワイシャツの襟の折り返しに、好きな人と結ばれるように願いを込めて“隠し糸”を縫い込みました。
いつしか糸織の心は綾夫から離れます。
別れた糸織はある日首の後ろを切る怪我をして意識を失ってしまいます。綾夫と別れたことを知らない両親は、彼に手術をしてもらいたいとお願いします。手術を始めた綾夫は自分のワイシャツの襟から隠し糸を抜き取り傷口を縫合しました。
綾夫は別れた後も糸織に近づいていたのでした。
麻酔から覚めた糸織は、自分を手術したのが綾夫だと知り、綾夫を憎悪します。一層憎まれるようになってしまった綾夫は、絲よしの糸で編んだ縄で首を吊って死んでしまいました。
やがて糸織の体から赤い糸が出てくるようになります。指先や額や耳たぶから伸びてくる糸で美しい糸織の姿は見るも無惨なものに変わってしまいました。彼女は自分で自分のうなじを切り裂き、隠し糸を取り出そうとしました。
そうして糸織はうなじを裂いたまま死んでしまいました……